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盗難の危険性はつねにある

ここ最近、ニュースで自動車盗難の話が取り上げられているのをご存知だろうか。ランドクルーザー100が登場した時、イモビライザーがまだ装着されておらず、盗難の被害をたくさん耳にした。TVでもよく放送されたので、覚えている人も多いことだろう。また、友人・知人が実際に盗難に遭ったり、もしかしたら盗難された本人の方もいるかもしれない。その後、ランドクルーザー100だけではなく、ほとんどのクルマにイモビライザーが装着されたので被害件数は減り、ニュースの話題に挙がることはなくなったが、決して盗難がなくなったわけではない。
それがここに来て、ニュースに再び取り上げられるようになった。盗難に遭う上位はランドクルーザーやハイエース、プリウスといった海外で人気の高いクルマばかり…と思ってしまうが、販売台数だって違う。「ジープの名前が無いから大丈夫」ではないのだ。

「まさか自分のクルマが盗難に遭うとは思わなかった」。「車上荒らしが憎い。許せない」。車両盗難や車上荒らしに遭った、ほとんどの人が言うセリフである。現にワタシもそう思っていた。ワタシの場合は、ボンネットのフードキャッチが外された状態だった。ワタシのような不規則な時間で生活していると、それこそ深夜に帰宅/出発ということも少なくはない。車上荒らしにとっては狙いづらかったのか、それとも室内に金目のものがないと判断したのか、はたまたイタズラなのかどうか分からないが、フードキャッチが外されたt状態で終わっていた。「これはヤバイな…。そろそろセキュリティを付けないと、本当にヤバイな」。そこで思い出したのが、VOL8での取材のこと。オートハウスに取材に行った時、セキュリティの話をしたことを思い出したのだった。

ジープのカーセキュリティならオートハウス

すぐにオートハウスの代表である石田さんに相談。するとVOL9で紹介したゲッコー色のJKラングラーにもカーセキュリティを装着したという。グッドタイミング! ということで、日程を決め、オートハウスに向かったのだった。
さて、先にオートハウスでカーセキュリティを付けたいと思った理由を書いておこう。それは代表の石田さんがJKラングラーに乗っているから。そして、販売会社からの依頼により、JKラングラーだけではなく、グランドチェロキーやパトリオット、コンパスといったジープ全般のカーセキュリティの取り付けやオーディオの取り付けを行なっているからだ。つまり、ジープにとっても詳しいのである。

装着カーセキュリティ「アンパイア 3901V」

ワタシが要望したのは、この2つ。
「価格があまり高くはないこと」。 
「操作が複雑ではないこと」。
価格は、クルマが盗まれたり、オーディオが盗まれることを考えれば高くても良いはずなのだが、どうしても「お安く…」と考えてしまうのは正直なところ。とはいっても、まったくの役立たずでは意味がない。なので「価格はそれなりに…。機能はしっかりと」というのが、正しいだろう。
そして、2つ目の操作が複雑ではないことだが、ワタシだけが運転するだけなら良いのだが、編集部で使っている車両なので、誰が運転するか分からない。イグニッションキーだけではなくカーセキュリティのリモコンが付いていたり、石田氏に撮影後に聞いて知ったのだが、ある一定の操作をしないとエンジンが停まったりする機能もあるらしく、それではワタシ以外の人が運転できないのは困ってしまう。

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専門性が要求されるJKラングラーのセキュリティ

さて、先ほどオートハウスに依頼した理由を「石田さんがJKラングラーに乗っているから」ということを書いたが、実はそれには訳がある。知れば知るほどJKラングラーというクルマは特殊なクルマだからだ。
まず、窃盗団はどのようにしてクルマを盗むか考えてみよう。いろいろな方法があるのだが、最終的にはバッテリーを外しにかかる。そうすることによってカーセキュリティも動作しなくなるからだ(カーセキュリティの機種によっては独自で電源を確保し、バッテリーを外しても作動するものもある)。

では、バッテリーを外すにはどうするか。「ボンネットを開ける」というのが当たり前の答えである。ほとんどのクルマがボンネットを開けようとすると、室内のボンネットオープナーを引っ張る。それによってロックが外れ、ボンネットを開けることができる。つまり室内にアクセスする必要があるのだ。となると、ドアを開ける必要がある。「ドアを開ける→カーセキュリティが働く→盗むことができない」ということだ。
さて、ラングラーを考えてみて欲しい。ボンネットはどうやって開けるのか。それはボンネットサイドのフードキャッチを外せば簡単に開けることができる。つまり、室内に侵入する必要がないのだ。「それではカーセキュリティを取り付けたってダメじゃないか」。そう考えるのが普通だろう。実際、ワタシもそう考えた。だったら、ボンネットを開けた時にカーセキュリティが働くようにすれば良い。もちろん、ドアがロックされている状態の時に…ということだ。そのような状況を考えると、ジープに詳しい方が良い。さらに石田さんはこう語る。

「通常、カーセキュリティのサイレンはエンジンルームから見えないところに設置します。エンジンルームの下の方に隠すのです。しかし、ラングラーはオフロードを走るので、それこそ泥や水の影響を受けやすい。だから、セオリー通りの取り付け方ができないのですよ」。
さらに、取り付けている作業を見ていると手馴れたもの。実際、カーセキュリティの取り付けは難しい。それは作業方法というよりは、取り付け方法にノウハウがあるからだ。

長年蓄積してきたカーセキュリティ装着のノウハウ

「通常、電装品の取り付けですが、最悪の場合は電気を流さないようにすれば、その機器やクルマ自体を壊すさずに済みます。しかし、カーセキュリティはまったくの逆なのです。盗まれるといった最悪の場合に電気を流す必要があるのです。だから、どこに取り付けるかも大事ですが、どうやって取り付けるかが重要なポイントなのです」。
どうやって取り付けたかは、カーセキュリティという性格上、紹介できないのだが、取り付け方の中でひとつだけプロの技を紹介しておこう。それは配線の結合ひとつにしても、しっかりとハンダ付けしていることだ。経年劣化や振動により結合部分が離れてしまうことがある。カーセキュリティーが作動しなくなるだけではなく、誤作動の原因にもなってしまう。だから配線ひとつの結合にしても、しっかりと一つずつハンダ付けを行なうのである。

ノウハウが無いにもかからわずDIYで取り付けしていたり、価格勝負で作業が中途半端になるショップに頼んだりすると、後々トラブルの原因になるということだ。
分厚いファイルを見て、配線を確認しつつ作業を進める石田さん。同じJKラングラーと言っても、年式やグレードによってかなり違っている。聞けば、今まで培った膨大なファイルがあるという。この辺りが長年カーセキュリティを装着してきたノウハウである。

使いこなしてもらうために装着終了後2時間の説明を行う

動作確認後・無事装着終了。でも、実はこれだけでカーセキュリティの取り付けは終了しないという。なんとオーナーに2時間ほど時間をかけて説明するという。
「だって、山本さん。使い方はマニュアルを読んでください…では、実際に使い切れないでしょ?」。
確かにそうだ。だいたいワタシは、まずマニュアルを読まない。でも、特にキーレスでセキュリティがオンになればOKではないのだろうか。
「では例えば、フェリーに乗った時どうします? 振動でずっとアラームが鳴りますよ」。
なるほど! 状況によって、任意に設定しなければならない状況が出てくるというわけか。
「キーレスでドアを開ければ良いですが、キーを使って開けるとアラームが鳴ります。その時のアラームの解除方法は?」。

今回はキーレスエントリーでセキュリティがかかる簡単な仕様だったが、これがもっと多機能であれば、まったく使うことはできないだろう。
そして、石田さんの説明方法に、これまた驚いた。まずは実車を前にせず、事務所でマニュアルを読んで説明していくのだ。
「その後、実車を前にして使ってもらいながら説明していくのです」。
だから説明に2時間もかかるというわけだ。また、その説明が、かなり上手。
「長年、説明していますからね(笑)」。
あまりにも上手なので、実際にビデオに収めてみた。その模様はYou Tubeで紹介したいと思う。

100%の安心は無い、何かある前に相談を。

カーセキュリティの取り付けをしながらいろいろな話を聞いた。例えば、ラングラーにはキー式のフードロックも販売されているが、逆に壊されて被害が拡大するという。
「相手も時間が無く必死ですからね。無理やりこじ開けますよ」。
ボンネットの修理代を考えても、ボンネット本体や塗装、取り付け工賃を考えれば、カーセキュリティ代は充分にまかなえる。それはガラスやドアにしても同様なことが言える。
純正のイモビライザーやセキュリティーがあっても、まったく安心はできない。窃盗団も、それは研究済みだからだ。
「この前、お客様でいましたが、買い物中に愛車のランドクルーザーが盗まれたのです。防犯カメラにその模様が映っていましたが、クルマの周りをグルっと回って、たった3分で乗っていってしまったそうです」。
朝出勤しようと思ったら、愛車が無かったという話はよく聞くが、窃盗団も充分リサーチ済みである。貴方のクルマは何時に停まっているか、カーセキュリティが付いているかは、すでにリサーチ済みというわけだ。
「カーセキュリティが付いていると分かるだけで、盗難はグッと減りますよ。相手だって危ない橋は渡りませんからね」。
これで100%安心というわけではないが、心配の度合いが減ったのは確か。何かある前に、オートハウスに相談してみよう。

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